2012年10月10日

所得税法その1〜所得とは〜

所得とは何でしょう?
手にしている財産とか収入とかそんなイメージが多いですかね

何を所得とするのかはいろんな考え方がありますが、
日本の所得税法は「包括的所得概念」を採用しています


【包括的所得概念】
人が収入などで新たに得た経済的利得のすべてを所得とする考え方


この考えでは現金に限らず、入ってきたモノや権利も所得であると考えます



包括的所得概念を式として表すと、次のようになります

・所得額=期中消費額+期中純資産増加額


人が新たに得た経済的な利得は、消費されるか残るかです
消費された分は期中消費額、残った分は期中純資産増加額と考えます






(おまけ)

包括的所得概念は、
人が収入などで新たに得た経済的利得のすべてを所得とする考え方だと言いました
それ(得た経済的利得)は現金に限らないとも言いました

じゃあ現金ではなくモノを得たときに何を基準に税を負担させるのかというと、
やはりそれはそのモノの金銭的価値が基準となるようです


つまり
「そのモノを得たことによって、人が得る効用(満足度や幸福度)」
ではなく
「そのモノが人に効用を与える能力そのもの」
に注目し、
それを客観的に測る指標として、そのモノの金銭的価値が使用されます






なおこの記事は、佐藤秀明著「スタンダード所得税法〔補正2版〕」を参考にしています


posted by きるぼる at 23:35| Comment(0) | 社会一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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